堺さんが動くとまったり動くブログ。が移行してきましたブログ。

~Yahoo!ブログが終了のため。過去の記事の倉庫的な。昔を懐かしむ的な~

映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』

 
 
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
     ~みんながいるから、頑張れる・・・のか!?~

2ちゃんねるに書き込まれた実話を基にして作られた作品
高校中退でニートの青年が、やっとの思いで就職した会社はブラック会社だった…
“崖っぷちの今に最高の元気を贈る、実話から生まれたワーキング・エンタテインメント”~公式HPより~


ちょっと前になりますが、原作も読まず、ブラック会社の実態も知らなかったのですが観てきました♪

主演は小池徹平さん
中学生役とかなんか幼いイメージがありますが今回は会社員役です

他には池田鉄洋さん・田辺誠一さん・品川祐さんなどなど個性豊かな役者陣!!
実はイケテツさん目当てで観てきました~
いやぁ~かなりのお調子者でしたよっイケテツさん!!
同じ会社にいたらすげー嫌ですけど…


ちなみに ブラック会社 とは

“表向きは優良企業、しかしその実態は不況下にあえぐ社員を奴隷のようにこき使う会社”

だそうで、具体的にはこんな↓かんじ(公式HPより)

就業規則があるにも関わらず、残業が当たり前
・社内に情緒不安定な社員がいる
・必要経費が一切認められない
・同僚のスキルが異常なほど低い
・従業員の出入りが激しい
・給料が安い上に、残業代出ない
・週1回で『こんな会社辞めてやる!』と思う
・自分の会社を他人に薦められない

などなど、他にもイロイロとあります

確かにこんな↑会社はブラックですな…
でも、映画に出てくる会社は確かにブラック会社なんですが、ラストへ向けてのかんじはブラックなの?
って思いました…なんかちょっといいかんじに感動しちゃったし私…


実は私が以前働いていた会社もなかなかの会社でして…
(上に書いたブラック会社よりは全然ブラックじゃないですがね)
そのせいもあってか、映画の中のセリフなど結構胸にグサっときました
主人公の境遇とは全く違うんですが、
所々前の会社にいたときの自分と重ねてしまって
泣くとこじゃないだろうと思われるシーンでも泣いちゃいました
前半はなんか観ていて辛かったです

ネタバレになってしまいますが1つだけ
主人公のお父さんが『無理しなくていいんだぞっ』って言うセリフで号泣してしまいました
私も同じく無口な父親にふと言われたときを思い出し映画館にいること忘れて泣いちゃいました…


ちなみに私が前働いていた会社はというと

・帰る時間は早くて21時っ!!一応定時は18時
→基本的には日付変更されてから帰るみたいな生活をほぼ毎日してました
最初のうちは定時の18時付近で帰れたのですが、どんどん遅くなっていき日付をまたぐ生活に…
誰も定時の話はしなくなり…ズルズルと…

・実家からは通勤できない(終電がアウトー!!)
→なので、有無を言わずに1人暮らし~
しかも失敗したことに会社から徒歩15分くらいのところに住んじゃって
『終電なので~』とか言い訳できなくてなおさら帰れない
休日は家が会社に近いからって社長から電話かかってくるし…

・ダメな上司が多すぎる
→直属の上司ではないのですが、仕事が大変そうだから手伝うとそそくさと自分は帰宅する
→直属の上司は、不安定すぎてたまに仕事放棄する

・新入社員を雇う際にダメそうな奴でも断れない
→社長が見栄っ張りな上に人から嫌われたくないため

・社員がみんなちょっとずつ病んでいく

正直言って、入社して半年もしないうちに“辞めたい”と思ってしまいました…(秘;´皿`)

ときには倒れ、実家に運ばれ
ときには会社に行きたくない病にかかり(朝起きれないor朝起きても会社へ足が向かわない)
ときにはサボリを決め込み
ときにはいろんな言い訳を考えて納期の日を延ばしてもらったり
ときには仕事ができない上司に仕事を教え(逆だろがっコラっ)

とにかくイロイロありましたが、ブラックだろうがなんだろうが死に物狂いで3年間働きました~涙;

給料安いし、残業代出ないし、ほぼ毎日日付またぐけど、3年間働けたのは尊敬できる先輩がいたからで
そのあたりも今回の映画と重なった部分でもあり

おもしろかったのですが、ちょっと私にとっては苦しい映画でした
 
と、なんだか愚痴になってしまいましたが…
映画を観て、ちょこっと言いたくなっちゃったのでご了承ください