堺さんが動くとまったり動くブログ。が移行してきましたブログ。

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青い文学シリーズ~こころ・走れメロス~②

 
 
青い文学シリーズの『こころ』についてはこちらでちょろっと

では『走れメロス』ですが…
 (※こちらも若干ネタバレというか、内容に触れていますので知りたくないわって方はここでSTOPで☆)

学校の授業で昔やったなぁ~程度でそこまで期待はしておらず…

公式HPより↓(役名の誤字が多すぎる…ので直しました↓)
前編

待つ方がつらいのか……それとも、待たされる方がつらいのか……。
作家、高田は気乗りのしない仕事に辟易していた。
タイトルは「走れメロス」。作中、王であるディオニスは言う。
「人の心はあてにならない……信じては、ならぬ……」。だが、メロスは友のため、誓い、約束をする。
その下りに差し掛かり、高田は想い出す。あの時の汽車を。投げられた懐中時計を。
そう、彼にもかつては故郷に大切な友がいた。たったひとりだけ…。

後編

メロスは言った。「セリヌンティウスよ…私は走ったのだ…君を欺くつもりは微塵もなかった…信じてくれ」。
だが……嘘だ! そう叫んだのはセリヌンティウス、いや、高田だった。
一緒に東京に行こうと約束したあの日。城島は来なかった。
嘘を書き続けることはできない。筆を折りそうになる彼のもとに、城島の幻が現れる。
「最後まで書き続けろ、俺は、待っているから…」
そんな中、突然の一報が届く。それは城島の妻からだった。


えええ?『走れメロス』ってこんなんだっけ??と思いつつ
いやぁ、やられましたわ

今回は高田という戯曲家がメインのよーで
走れメロス』の戯曲依頼を頼まれるとこから話がスタート
この高田は学生時代、親友に裏切られた経験を持っているため
走れメロス』をそのまま書くことのに抵抗がある様子
高田が悩みながら書くシーンと舞台『走れメロス』が演じられているシーンと
高田の過去のシーンが交差する構成

いやぁ構成もおもしろくてよいのですが、なんといっても舞台のシーンがいいんす♪

この舞台『走れメロス』のメロス役が堺さんです
舞台を観ているよーで楽しくって♪叫ぶとこなんてゾクっとしましたし
後編だったか、客席通路をかけ上がるシーンがあるんですが
蛮幽鬼の大阪公演はこんなかんじだったのかな?と勝手に想像してみたり
実際に堺さんが演じられたら~なんて考えただけで…今回はもう大満足!!

ただ、高田と親友の城島のやりとりがなんというか、う~ん男と男の友情っつーか
それ以上なものをかんじてしまったのですが…
親友の城島は爽やかだし…高田は恋する乙女みたいだし…
裏切り者~って泣きじゃくる高田とか…つっこみどころ満載でした~
でもきっとこの高田の声を堺さんがやっていたら~と考えるとまた違うみかたになっていたのかなと

今回は堺さんの声の出演はいつもより少なめですが、舞台のシーンは見物です!!
と、堺さんファンのため超偏った感想ですみません
 
 

次回は12月26日の25:20~26:20で1時間ですって~起きていられそうもないですが…
蜘蛛の糸』と『地獄変』で堺さんは“当代随一の絵師”だそうで~楽しみ♪