堺さんが動くとまったり動くブログ。が移行してきましたブログ。

~Yahoo!ブログが終了のため。過去の記事の倉庫的な。昔を懐かしむ的な~

サタデートークレポ♪

 
『サタデートーク』にゲストとして堺雅人さんがご出演されました!!
 
こちらの放送は、九州沖縄地域限定だったので、わたしが住む関東では見ることができませんでした
しかーし、視聴地域にお住まいの方から素晴らしいレポをいただきました!!
これはモッタイナイ!!ということで、こちらでUPさせてもらう許可をいただきましたので
見られなかった方~どぞどぞ 
 
※堺さんは青色の文字 インタビュアーは緑色の文字 に色分けしました※
 
動物を扱った映画ってこれまでも沢山あるとは思うんですけど、
殺処分をするという人間が主人公の物語っていうのは、すごくこう、大変な決断だったと思いますし、
あの『動物いいね』『かわいいね』っていうだけではない、その、矛盾を含んだね、
何かこう、良いも悪いもなかなか言えない様な、そこの、そういうテーマを選んだってのが
ちょっと衝撃だったんですよ、あんまり見たことなかったもんですから。
考えながら、そして少し言葉をつまらせながら答える堺さん
実話に基づいたお話ということで、演じられる難しさというのはありましたか?
 
難しさですか、それはねぇ沢山あったと思うんだけどそれよりも、何だろなぁ。。。 と首を傾げ
何かこう、今日明日で答えが出る問題じゃないですよねぇ。
その、何が正しくて何が間違ってるっていう問題もそうだし、
実際にその、宮崎の保健所の管理施設で年間、そこは2000頭から3000頭の犬を処分してるんですけども、
そうやってこう、命を奪うしかないっていう現実は現実としてあって、
全国でたぶん今20万頭近い命が、こう、それこそ処分されてる訳ですよねぇ。
それもでも、何て言うのかなぁ、人間の身勝手な理由なんだけど、
じゃあ一人一人つかまえてどうなんだどうなんだっていうのは、その資格は僕にもないし、
僕もひょっとしたらそういう無責任なことをしてしまうかもしれないし、
そういう弱さと無責任さも含めて、僕自身持ってると思うから。
ただその事実を、知らない振りをしているのと、知っているっていうのはすごい大きいですし。。。
 
うん、今回その、ロケの最初のスケジュールで、実際の管理所のシーンから始まったので。
~ここでVTRが堺さんの言葉と共に流れる~
実際にこう、一週間で期限を区切られて、殺されるであろう犬の怯えた目とかをこの目で見て、
その経験はすごく大きかったと思うんですよねぇ。なんか。。
 
演じる上でも色んな思いが渦巻く様なかたちだったんですか?
 
うーん、実際その僕のモデルとなった宮崎県の職員のかたっていうのは、
そういうお仕事を20年以上続けてらっしゃる方ですから。。。
その方の、苦悩と、でも最後まで諦めない気持ちというか。
 
実際にお話されたんですか?
 
そうですねぇ、上野さんとおっしゃる方で。
ボタンのその、殺さなきゃいけないボタンを押す最後の最後のまで、
『ひょっとしたら飼い主が見つかるんじゃないか』ってどっかで期待してるっておっしゃるんですよね。
でも、そんな奇跡は本当にたぶん、一月に一度あるかないかだと思うんですよ。確率的にいったら。
そのお仕事をずっと続けていらっしゃるその方のなんか、何て言うのかなぁ、
言葉にならない思いって言うんですかねぇ、無理に言葉にしちゃいけない思いっていうのがきっとあるはずで、
なんかそういうものをこう、見ながら、あの~、今回の役を演らせてもらいました。
~ここでVTR~
今回初めて宮崎弁のセリフで演じました。
方言のセリフを全国の人にも分かりやすくするため工夫しているそうです。
 
ご覧になる方は宮崎の方ばかりじゃないので
もちろん、あの~字幕が必要なぐらいの、すごくこう、何て言うんですかねぇ。。
ん~、コテコテの方言だったらちょっと難しいんじゃないかなって話になりまして。
あの、文字面だけ見ると、文字で見ると、普通の標準語とあまり変わらないんだけど、
そこにちょっとこう、アクセントを乗せるというところで、ちょっとソフトなというか、
はい、そういう宮崎言葉でこう、統一してると思います。

  
18で僕、上京してるんですけども、もうそれから20年くらいたつんですけど、
初めのうちはその、何て言うんですかねぇ、訛りを抜くことばっかり考えていたので、あの~。。。
わざとこう、故郷を捨てようとばっかり思ってたんですけど、段々歳を取るにしたがって、
こう、宮崎に育てられた部分ってたぶん、いっぱいあると思うし、
宮崎の言葉を通じて知り合った大人たちに教えられたことってきっとあるはずだし、うん。
なんかそんな僕がこう、宮崎の言葉でお芝居したらどうなのかなぁってずっと思っていたので
今回、本当に夢が叶って本当に嬉しかったです。
 
今回の作品というのは、大きな位置を占める一本になると思いますか?
 
そうですね、あの。。本当に家宝の様な、作品なので。はい、大事に大事に、な思い出が、残ると思います。
 
なかなか宮崎が舞台の映画というのも本数が少ないので。
 
またやりたいなぁ、と思ってて。
やりたいですねぇ、楽しかったですし。うん、今回やってまた難しさもわかったので。
 
どんな難しさですか?
 
ん~、ネイティブだから出来ることと、だから出来ないことってあるんだなぁっていうか。
その、感情が、振りすぎてて、交通整理しないとセリフって出せない様な気がするんですよ。
ある程度、その自分の気持ちを客観的に見る部分がないと。うん。

 
今回はその、溢れるものがあった、という?
 
どっかストッパーを、ブレーキをどっかで探しながらってことだったと思うんですけど。
うん、まだまだ、やれなかったことが沢山あると思いますし。
うん、九州のね、他の言葉ってのもなんかちょっとやってみたいなぁ、っても思うし。
うん、まぁでも、何でもやりたいです。何でもやりたいです。
 
じゃあ次回の宮崎の作品も楽しみにしてます。
 
はい、本当にあの、お話があれば是非、やりたいなぁと思っております。
 
 
宮崎のことを話すときは嬉しそうだった~とのことです
 
 
堺さんがしゃべっているところを想像して読んで、ニヤニヤ(´艸`)
文字起こししていただいた、ミルクティーさんっ!!ありがとうございました
m(_ _)m